大阪市ボランティア・市民活動センター

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ボランティア活動をしてみたい方へ

1 ボランティアってなあに?

ボランティア(Volunteer)とは、ラテン語のVoluntas(=自由意志)を語源にしており、自由な意志に基づいて自発的に行う社会参加活動をいいます。

  • 自発的に行い(自主性)
  • 活動の見返りを求めない(非営利性)
  • 社会や福祉を高めようとする活動(社会性)

自分の意志で行う

ボランティア活動は、誰かに強制されたり、義務で行ったりするものでなく、自分の考えで参加したり、取り組むものです。だからこそ、多様な問題に柔軟に取り組むことができ、人の心に働きかける力を持っています。

社会のために活動する

ボランティア活動は、ほかの人や社会のために取り組むもので、お金をもらう事や自分だけで満足することを目的にしていません。さまざまな人たちと知り合ったり、協力し合うことで、人とのつながりを広げることもできます。あってもなくてもいいけど、あったほうが自分自身にとってみんなにとって豊かな生活をおくることができる、それがボランティア活動です。

活動する自分自身も、さまざまなことが得られる

例えば活動を通して、感動や喜び、充実感、達成感等が得られたり、活動そのものが楽しみになることがあります。また、ボランティア活動を通じて、さまざまな体験をしたり、人や社会、自分について新たな気づきから、人間性や価値観を磨けたり、知識や技術を学ぶこともできます。

すでにある仕組みや発想を超えられる

ボランティア活動は、自由な意思で取り組むものです。すでにある仕組みや発想にとらわれずに、何が必要とされるかを考えて取り組むことができる活動です。そうしたことが、新しいサービスや社会の仕組みを生み出すことにつながることもある創造的な活動なのです。

2 例えばどんなボランティアがあるの?

高齢者・障がい者を対象とした活動
  • 食事サービス(会食・配食)や見守り、訪問活動
  • 外出支援や文化活動・スポーツのサポートなど
  • 点訳・音訳・手話・朗読
子どもや青少年などを対象にした活動
  • 子育て支援(遊びや学習会、一時保育)
  • 障がい児支援、おもちゃ図書館活動
  • おもちゃドクター
  • 野外活動
災害で被災した方を支援する活動
  • 家屋の片付けや困りごとへの対応、被災者との交流
  • 物資の仕分けや募金、避難者への生活支援
  • 特産物の購入など(復興支援)
自然や環境を守るための活動
  • 森林や里山保全、海辺の清掃活動
  • リサイクル活動や動物愛護
芸術・文化的な活動
  • 美術館や博物館での活動
  • 伝統文化の継承・普及への貢献
  • まち歩きや観光ガイド
安心・安全なまちづくり
  • 防災活動、防犯、交通安全など
  • 住民間の交流を意図した喫茶やサロン活動
1日から参加できる活動
  • 各種イベントの運営スタッフ(スポーツやお祭りなど)
  • 短期間のボランティア体験プログラムへの参加
趣味や特技を生かす活動
  • 地域や福祉施設での音楽やマジック、落語などの披露
  • 園芸やパソコン、アロマなど知識を生かした活動
国際交流・国際協力
  • 開発途上国のコミュニティへの援助
  • 日本で生活している外国籍住民への支援活動
  • 海外にルーツを持つこどもたちの学習支援
社会的な課題に取り組む活動
  • 不登校、ひきこもりの人への支援
  • 薬物やアルコール依存者に対する支援
  • 路上生活者への支援
その他
  • 家でできるボランティア活動(収集活動・絵手紙・手芸・クリック募金など)
  • 病院や福祉施設などでの活動(余暇活動・案内)

3 ボランティア活動の5つのポイント

1. 興味や関心がある身近なことからはじめよう
興味や関心のないことからは長続きしません・・・
2. 無理をしない
最初から欲張らないで、余裕をもって
3. 約束やルールは必ず守ろう!
まわりの人に迷惑がかからないように。個人情報などの秘密を守ることも大切です
4. 相手や関係者の立場を尊重しよう
さまざまな立場や思いの人たちが、さまざまな役割で関わります
5. 保険にご加入ください!
万が一の備えとしてボランティア活動保険への加入を

4 活動するうえで気をつけることは?

ボランティア活動ではさまざまな立場(関係者)や思いを持った人たちと出会います。新たな価値観ややりがいを見出す魅力もありますが、リスクもつきもの。一人で抱え込まずに、仲間や団体のボランティア担当者、ボランティアセンターのスタッフなどに相談しましょう。

5 ボランティアに参加するには?

すでにある団体やグループの活動に参加したり、個人で参加したり、仲間とグループをつくって活動するなど、さまざまな参加のかたちがあります。
最寄りの市・区社会福祉協議会のボランティア・市民活動センターで相談できます!

「はじめてでちょっぴり不安・・・」

多くの団体では見学を受け入れているので、一度活動の様子を見てから参加を検討するのもアリです。ただし、見学といっても実際の活動の場に立ち会うので、約束したことやルールをきちんと守ることが大切です。
講座や学習会へ参加して、知識や技術を身につけてから活動するのもひとつ。イベントへの参加もいいですね。

OCVAC発行の、市民活動・ボランティア活動情報誌「COMVO」メールマガジン「こてぼら」にはボランティア活動やイベント・講座情報が盛りだくさん!ぜひチェックしてください!

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